3章はじめで、ブルーフォックスがオルティナ王国の民になじられたことをアンドリアズがリッケンバックに語る訳ですが、これはオルティナ王国が200年の歴史の中で攻め込まれたことが無かった故の反応なのだと。
対するシュヴィア帝国は現統治者が盗賊であり、歴史も浅い為か先進的であり資源が枯れる選択をしようが恐れ知らずな大義の為に急進をしている。
この先、帝国側の人間も誰かこちらにつかないかしら。それによって見方がさらに広がるので。
まったく情報を取り入れていない状況でスタートしたこともあって、自ら進んでゲーム内で情報を取り入れ、世界観の素晴らしさを体感すると共にそうした考えが湧き水のようにこんこんと湧いて来ます。
2章の開戦にて、港の防衛戦にてのイスカリオンとワルターキンの会話が良かったです。これはふたりの価値観や会話を派手さはなくとも細かく積み上げてきたからこそ生きてくる。戦争に対して好まないイスカと、そこから生まれる混沌により何が生まれるか興味を強く示すワルター。直前の作戦会議で彼はそうした彼女に対してたしなめるシーンが入り、帝国兵が数で押し寄せるとワルターキンの怯まない姿勢をこうした時は頼もしく思うよ、と評価を下す。
近頃はヘイトコントロールというちょっとでも気に入らないと思われたのでは?読者の反感を買ったのでは?そのように相手を伺う姿勢の作品が増えたのか1話の中に実はこうなのですよとすぐ後から他のキャラクターのセリフを用いてフォローを入れる(なお作中では両キャラのやり取りはあまりなかったりする)パターンもよく見受けるようになりましたが、あくまでそのキャラクターはこうなのだと筋を通す手腕と言うのもなかなか面白く大したものだとこのふたりのやりとりから感じました。
これも根底には世界観がしっかりしているからこそこうした面白さが演出と共に活かせるのだとそう思います。
プレイ日記を書きたいです。